スプレッドはFXの支払手数料

FX取り引きを開始するためには、まずは業者に申し込み手続きをしなければなりません。その上で実際の取り引きができるのです。その際に発生するのが、スプレッドなのです。それは外貨を売り買いする際の買値と売値の差額のことですが、分かりやすく言うなら取り引きを行うための手数料のことです。

業者から見ると、このスプレッドこそが利益となるのです。また、投資家から見ると支払手数料ということになるのです。ところで為替のレートを見てみると、同時に2つのレートが存在していることに気付きます。その2つとは、ビッドとアスクです。

ビットは売ることでアスクは買うことを意味します。それは初心者には分かりにくく、戸惑いを感じることもあるでしょう。しかしFXは為替差益で利益を狙う以上、安く買って高く売らないことには利益がでません。ですから当然、売値と買値は違うのです。

この差がスプレッドなのです。そしてスプレッドが小さければ小さいほど、投資家は利益を出しやすいという結論になります。ですから最初の業者選びにおいては、なるべくスプレッドの小さな業者を選ぶのが一つのセオリーであると考えられます。また、FXではレバレッジゆえに証拠金の金額以上の(最大25倍)取り引きができます。

たとえば10万円の証拠金でも250万円の取り引きを行うことが可能なのです。しかしその分、取り引き額が大きくなるのでスプレッドも大きくなります。しかも取り引き回数が多くなれば手数料も増えますので、スプレッドは甘く考えてはいけません。